Tubingen

ドイツの小さな大学街。ヘッセとかケプラーとかが学んだ街らしい。
こじんまりしていて、研究に専念するにはいい街だと思う。

nhpの2光子カルシウムイメージングをやりに来ている。
のだが、計2匹実験をしたところで、先方の鶴の一声により中止になってしまった。残念。
同じ事をやるだけなのにネズミがnhpにかわっただけでこんなに大変なのか、というのがわかっただけでもいい経験になった、と前向きに考えることにする。
(日本のボスが快く行っておいでと言ってくれたのはこれが目的だと思う)

昔の両眼視野闘争を用いた一連のnhp電気生理の仕事で、視覚意識visual awarenessと相関して活動する神経細胞を大脳皮質視覚野で発見し、今は勢力的にfMRI実験(個人的にはこちらはあんまり興味ない)を遂行するLogothetisと、Svoboda(現状世界トップラボの一つだと思う)のところから独立してTubingenでジョブをとったサトーさんのコラボプロジェクトで、最終的にはbehaving nhp 2p imagingを目指すということだったので、これしかないかな、という気分でいた。認知的なネタをイメージングでサーキットに落としたい、というぼんやりとした自分のビジョンにハマったから。

この実験が軌道に乗って、継続するとしたら、ここに大学院生としてくることも考えていただけに残念ではある。
でもこれで悩む必要はほとんどなくなって、日本の仕事をまとめたらフロリダに移る気満々。
の、はずなんだけどなあ。。。

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